・・・コラムコーナー・・・

●洛陽牡丹まつりと龍門石窟
洛陽で牡丹が満開でとても綺麗だ、という噂を聞き行ってきました。
ここ洛陽は河南省にある町で遠い昔の唐の時代から何度か都として栄えた町だそうです
牡丹の花は中国の国花だそうです。気候の関係だと思いますが
国花が昔の都で盛大に栽培されているのが、なんとも興味のわくところです


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洛陽には民営の牡丹園を含めて
沢山の牡丹園があるそうですが
今回はナント「国立牡丹園」なる所に行ってきました。
牡丹はは4月から5月初旬まで見れるそうですが
一番の見頃は4月第2週だそうです、
私が訪れた時は街中の牡丹は既に満開を過ぎているので
少しでも気温の低い高台にあるところが良いと
地元の方が教えてくれました
おかげですばらしい牡丹を見ることができました。国立というだけあって、規模も大きくて
種類も多く、何より敷地内には牡丹種子研究所(?)なるものがあるほどで本格的です
写真では判りにくいですが、一つの花の直径は15cmくらいで大きいものは20cmくらいありました

では、綺麗な牡丹を存分にご満喫ください
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牡丹園のあとは白馬寺です
てっきり三国志の武将「曹操」が洛陽に遷都したことに
関係するのかと思ったら、はるかに古いもので、
中国内でも最も古いお寺の一つで世界でも有名だとか・・・
そういえば曹操が董卓から奪って呂布にあげたのは「赤兎馬」
赤い馬?でしたね
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紀元前68年東漢の時代に皇帝(漢明帝?)が西方より
仏教の教義を得るために特使を派遣し、
経典などが2頭の白馬で持ち帰られたことに
由来するんだそうです。
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これが、その白馬の1頭でしょうか
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鐘楼です
いつも見るお寺と同じような感じですが
どこと無く色彩が鮮やかな感じがしました
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立派な香台です
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白馬寺の中にも
牡丹園がありました
もう少し早く来ていれば、綺麗だったでしょうね

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いよいよ今度は龍門石窟です
実は今回の旅のお目当てはこの石窟だったのです
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伊河をはさんで両岸の岩盤に無数の仏像が彫られています
右側の斜面に見える茶色の部分に石仏は集中していました
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牡丹まつりの季節と重なり、多くの観光客が訪れていました
石仏の数も多いですが、人の数も半端ではありません
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は〜い、仏さん にっこり笑って〜
 ハイ ”ピース!”
えっ!?本当ですか!?
私は仏教のことは良くわかりませんが、
ピースをされている
仏様は初めてでした
(仏様、冗談ですのでご勘弁を)
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なんだかユーモラスにも見える
躍動的なポーズですね
沢山の石仏が彫られているのですが
多くの仏様のお顔は削りとられたり傷つけられたり
ひどいものでは仏像部分がごっそり根こそぎ
持ち去られているものまでありました
昔どういうことがあったかは想像できませんが
とても残念です、聞くところによれば
石仏のいくつかはアメリカ?の博物館にあるとか
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石を彫られて作られているはずなのに
なんだか岩盤からにゅ〜と浮き出て来られている
そんな感じを受けました。
表情もとても豊で、不思議なのは拝見する
方向によって表情が変わって見えたのは私だけでしょうか
それにしても大きくて温かみのある御手をされていますね
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壁面に掘られた大小さまざまな仏様たちです
細かな細工です
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こちらは、とてもとても小さな仏様です
身の丈10cmくらいでしょうか
砂岩と思われるざらざらした岩盤ですが
皆さんが撫でて、つるつるになっています
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かなり色あせてしまっていますが
色彩も豊です
天井には仏教の象徴?蓮の花が描かれています
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どことなく「髑髏」の様にも見えますが
こんな風に壁面のあちこちに無数の仏様が彫られています
まったく規則性が無いように見えますが、どういう順番で
どうやって彫ったのでしょうね
近くに「龍門石窟研究所」というのがありましたが
そこで研究されているのでしょうか
こちらは斜面のほぼ中央部にある大きな仏像です
しっかりとしていて慈悲深そうなお顔をされていますね 両側の面にも見事な石仏が彫られていますが
どことなく愛嬌のあるスタイルや表情をされている感じでした
皆さん洛陽の旅はいかがだったでしょうか
是非、季節を選んでいらしてみてください。
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《番外編》
洛陽の市内、あっ城壁だ!
昔の都の面影が楽しめるかな?と
わくわくしながら行ってみたのですが・・・
あれあれ?城壁の下にお店があるぞ〜
よ〜く見てみると、あとから造られたものでした
もちろん失ったものを再現するのはとてもよい事だと思いますが
できれば忠実に再現して欲しなぁと思いました。
ほんと古くて良いものを残すということは大変なことなんですね
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洛陽の名物料理に『水席』というのがあるそうなのですが
ものすごく混雑していて席を確保できず、席があいたかな〜と
思ったら・・・「もう食材がありません」トホホ・・・
宮廷料理の一種と聞くとますます食べたくなりました
また、機会をみつけて食べに来たいと思いました。

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