・・・コラムコーナー・・・

●『景泰藍』伝統工芸見学
今回は、中国の伝統工芸の一つ『景泰藍』の製作現場を見学してきました
とは言っても、一般の工場では無く、製造・直販もしていて誰でも見学
させてくれるところです。場所は以前コラムでご紹介した万里の長城『慕田峪長城』
に行く途中の北京郊外にあります。

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今回見学した工房です
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記念に、一番小さな花瓶を買ってきました
これは高さが10cmくらいの小さなものです。
大きくて立派なのも沢山ありますが、値段も結構高いので
これで我慢です。
小さいですが、なかなかシンプルで良い色合いです

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では、製作工程を順を追ってご紹介いたします。
工程毎に小さな部屋にわかれていました

まず、花瓶や壷の本体になる部分の製作工程です
形にもよると思いますが、一般的な壷でも
なんと4つの部品(口金部分、胴体の上の部分
胴体の下の部分、座の部分)から出来ているんですね
それをロー付けという工法で、一つ一つくっつけて
合体していきます。
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今度は、模様になる部分を細くて平らな銅線で
一本、一本 ロー付けでつけていきます
この作業は大変そうですね
細かくて根気のいる作業です
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この方も、同じ線材で模様付けのようです
この線材が色と色が混ざらないように
遮る役目をしているようです
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今度は、線材で描かれた部分に絵の具のような
ガラスの粉をのせて、絵づけしていきます。
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細かな模様の中に一色一色、のせていきます
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絵づけが終わったら、今度は炉に入れて
絵の具のガラス材を溶かします
これで、独特の色合いがでるようですね
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最後は研磨工程です
製品を回転させながら、布やすりのようなもので
綺麗にみがいていきます
植物のざらざらした葉っぱでも磨いたりもするそうです

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当店で扱っている景泰藍は、ここまで本格的な工程を
経ず、板金で凹凸をつけて絵づけするタイプが多いですが
景泰藍の風合いを生かした安価な製品をお届け
してゆきたいと思います。

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いかがでしたか、景泰藍の魅力を感じて
いただけましたでしょうか
是非皆さんも一度足を運んで見てくださいね

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